2013年9月19日

アドテック東京2013で高広伯彦氏『インバウンドマーケティング』を語る@コムニコ(2013年9月18日)

マーケティングエンジンの高広伯彦氏が、アドテック東京2013の出展企業、コムニコのブースでインバウンドマーケティングについて講演されました。
印象に残ったことをメモします。

なにを聞きたいですか?

高広氏から、そもそもの講演内容について3つの選択肢が提示されました。
  1. インバウンドの概念について
  2. 米国においてHubSpotが注目される理由
  3. 先日開催された【インバウンド2013】の紹介
自分が話したいことを話すのではなく、聴衆が求めているものを話すという、
インバウンドなアプローチから始まります。

拍手で反応を確認して、2を少しと3を話すことになりました。

高広伯彦氏

今起こっている、テクノロジーとマーケティングの出会い

広告は変わらないけど、マーケティングテクノロジーは大きくなっているのでは?
※マーケティングテクノロジーとは、HubspotやResponsys(メールマーケティングのソリューション)、コム二コマーケティングスイート(facebookの投稿管理ツール)といったソリューション群のこと。

広告が成立する前提は?
【ある媒体が抱えている読者が、広告主のターゲットと一致している】
しかし、BtoB企業は、広告を出すべき媒体がない。

広告以外の手段でマーケティングしなくてはならないマーケターのためのツールとして、Hubspotのようなインバウンドマーケティングが有効ではないか。

続いて、アメリカの西海岸と東海岸の動向を比較して、
前者(西海岸)は広告ビジネス
後者(東海岸)は広告ではなく、マーケティングテクノロジー
とそれぞれのビジネスの傾向と、具体的なマーケティングテクノロジーの企業を数社紹介。

インバウンドマーケティングとは?

【ad離れ】が起きているのでは?

中心に向かう電車:インバウンド、外に向かう電車:アウトバウンド
逆を向いているひとを振り向かせるのではなく、こちらを向いているひとへのアプローチ

自分たちのほうを向いていくれそうなひとは、本来もっと多いのでは?
LPOに来訪したひとのうちコンバージョンした5%を掘り下げるのではなく。
残り95%に対して、どう働きかけるか?

というインバウンドな考えかたで、
SEO、メールマーケティング、コンテンツマーケティング、ソーシャルメディアなど
をどう使うか?がインバウンドマーケティング。

David Meerman Scottの主張
Buy,beg, or bug their way in から Earn their way inへ
(見込み客と繋がるための)道筋を自分たちで獲得する
→自分たち自身で、役に立つ情報を発信

2本の動画を紹介
1本目は、アウトバウンドなアプローチを現実社会に再現すると…。


もう1本は、アウトバウンド中毒者の会で…。



短期的なトラフィックを稼ぐのではなく、中長期的に役に立つコンテンツを発信するのが、インバウンド的なコンテンツ。

最後に、インバウンドマーケティングにおける【Inbound Methodology】という段階と、【DELIGHT】。

詳しくは新著『インバウンドマーケティング』で!と笑いをとって、講演は終了しました。

参考リンク:
mediologic 高広伯彦氏のブログ

※記載内容が誤りがあったら、ごめんなさい。

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