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2015年3月21日

Facebookがイギリスなどで【The Friends】キャンペーンを展開中(2015年3月)

2015年3月下旬にロンドンへ行ったので、印象に残ったことをいくつか紹介する。

Facebookの【The Friends】キャンペーン


ロンドン市内の地下鉄の通路でよく見かけたのが、このクリエイティブ。

Facebook Friends 泳ぐひとたち(横)

横長の画像に、チェックの印と【Friends】の文字を重ねる。
その下には、Facebookの【F】の ロゴのみというシンプルな構成。

わたしが見かけたのは、合計6種類。

Facebook Friends 宙に浮く物体(縦)

空に浮いたなにか?

Facebook Friends ハイファイブ(縦)

喜ぶ二人。

Facebook Friends 4 girls(縦)

4人の少女が並ぶ…。

Facebook Friends 泳ぐひとたち(縦)

泳ぐひとたちは、縦バージョンと横バージョンを見かけた。

Facebook Friends crying

泣いている2人の姿。

Facebook Friends haircut

友たちの髪をカットしている?

ここまでシンプルにできるのはなぜだろう?と思ったら、
この時期にFacebookは、イギリスで初のTVCMキャンペーンをしていた。







CMの印象としては、
  • 若者層を中心にしながらも広い世代に向けている
  • 女性の比率が高いが男女を問わない
友達のためのツールという位置付けをシンプルに伝えている。

詳しくは
「Facebook UK TV ads - Business Insider」
「New Facebook Ad Reminds Us How Important Best Friends Really Are」
「Facebook – The Friends | TV Ad Music」
「Facebook launches ‘Friends’ ad campaign in Toronto, Vancouver | Toronto Star」

いずれ日本にも来るのだろうか。

英国の交通広告のクリエイティブ

一方、多く見かけたのが映画の広告だった。

『GET HARD』



こちらが公式の予告編。



BBC製作のTV映画『WOMAN IN GOLD』



同じく、予告編。



情報がつまっていないので、広告のクリエイティブはシンプルな印象を受けた。

英国の地下鉄は広告が多いので、歩くだけでとても楽しい。
もちろん、写真を撮っているのは、わたしぐらいだが…。

2015年2月28日

元町チャーミングセールのクリエイティブがいい@横浜元町商店街

2月の下旬、横浜元町商店街で、チャーミングセールがあった。
地元でも有名なセールで、通りは大量の買い物客であふれかえる。

今年のポスターはクレイジーケンバンドから!



駅の柱から「お嬢さん、チャしないか?」と。



ポスターがまとめて貼られたスペースがあって、撮影しやすくて助かった(笑)

というわけで、各ポスターとキャッチコピーを一挙紹介!

セールじゃないぜ。ソウルだぜ。




「今からいいこと言います。となりの俺が。」
「セールは、女の栄養である。」
「見るだけでも楽しいよ。できれば買って欲しいけど。」
「セールじゃないぜ。ソウルだぜ。」

セールは恋よりも、きっと短い。




「セールは恋よりも、きっと短い。」
「買い物するキミとオレ、っていう歌ができそうなんだが。」
「あなたが欲しいものは、ほぼ他人も欲しい。」
「俺の話を聞け。5秒だけでもいい。」

東京に帰っちゃ ダメダメダメ!




「お嬢さん、チャしないか?」
「ねえ、有給休暇、余ってるでしょ?」
「ところで、最近、元町、行った?」
「東京に帰っちゃ ダメダメダメ!」

たまには財布のヒモ、ぶっちぎってみないかい?




「今、俺と目が合ったよね?」
「お嬢さん、チャしないか?」
「たまには財布のヒモ、ぶっちぎってみないかい?」
「待ってるぜ。日曜までは、待ってるぜ。」

自由奔放でいいなあ。
キャラクターの世界観を生かした、ビジュアルとキャッチコピーの徹底ぶりがすばらいい!

参考
元町チャーミングセールのCMに横山剣が出演(CRAZY KEN BAND 公式サイト)

2014年6月5日

カンヌライオンズ プレ勉強会2014@東京スクエアガーデン(2014年6月5日)

昨年参加したカンヌライオンズのイベントが楽しかったので、今年も参加しました。
といっても、去年は報告会、今年は事前の勉強会なので、目的はちがうのですが…。

カンヌライオンズ

世界を代表する広告賞のひとつです。
まあ、従来の広告の定義に入りきらなくなっているので、
「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」と呼ぶそうです。

カンヌライオンズ 公式サイト(日本語)

大変ありがたいことに、実際の参加者向けの勉強会が開催されました。
カンヌに行かないひとも参加OKで、ありがたいです。

カンヌライオンズ プレ勉強会2014

主催は、河尻亨一さん(銀河ライター)と石井義樹さん(キラメキ)のお二人です。
それぞれが、今年カンヌライオンズで賞を取りそうな広告を紹介しれくれました。



左が河尻さん、右が石井さん。暗くてすみません…。

実際に紹介された広告はNAVERまとめにあげられているので、そこをご覧いただくとして…。
特に印象に残った広告を紹介します。


Honda Hands
楽しいし、ホンダっぽさがいっぱい伝わってきます。


P&G Thank You, Mom
感動して、鳥肌立ちました…。


Climate Name Change
昔から、なんでアメリカの台風って、女性の名前なんだろう、と思ってましたが…。

当日紹介された広告はこちらにまとまってます。
【前編】Cannes Lions プレ勉強会 2014 - NAVER まとめ
【後編】Cannes Lions プレ勉強会 2014 - NAVER まとめ

カンヌライオンズに行かれるみなさん、お気をつけて!

参考
カンヌライオンズ2013報告会でインドに再会@恵比寿(2013年8月2日)前編
カンヌライオンズ2013報告会で広告ってなんだ?@恵比寿(2013年8月2日)後編
カンヌライオンズ2013ブックプロジェクト@代官山蔦屋書店(2013年8月31日)
去年はいろいろやったなあ。

2013年9月20日

SmaTech2013@ウェスティンホテル東京(2013年9月20日)

アドテック東京の翌日という過酷な日程のなかで、【SmaTech2013】が開催されました。

SmaTech公式サイト
運営:株式会社Cyber Z
協賛:株式会社adingo 株式会社mediba


ほか、登壇企業はこちら。

SmaTech2013プログラム

13:30 ビッグデータ時代のスマホ×アドテク 主要テクノロジーとプレイヤー解説
14:10 スマホ広告における効果計測テクノロジー 国内・海外トレンド
15:00 CocoPPaの拡大と自社アドテク「ByPass」「Adstir」との連携
15:45「PCからスマホへの転換で独自に進化したテクノロジー、運用型メディアの未来」パネルディスカッション
16:30「スマホ×アドテク業界予測 2013 to 2014」パネルディスカッション
17:50 デバイス推定技術の「AdTruth」と、スマートフォンビジネスにおけるCookieの現状と展望
18:30 スマホ広告におけるブランディング手法 動画広告×アドテクノロジー

というプログラムだったのですが、遅れたので15:00から参加。
最初の2つは聞けず…。 

CocoPPaの拡大と自社アドテク「ByPass」「Adstir」との連携


CocoPPaは、スマートフォンのカスタマイズプラットフォーム。
  • ユーザーがスマートフォンのアイコンや壁紙をカスタマイズできる
  • ユーザーがカスタマイズ素材を投稿できる
  • ユーザーがカスタマイズ素材を通して交流できる
といった特徴をもっているようです。

ダウンロード数(2013年7月):1,200万DL
 ※Android版 2013年5月リリース
DLの海外比率80%超(最大は米国42%)
といった普及状況は強烈です。

す、すみません。CocoPPaを使ったことがありません。
カスタマイズしても、見せる相手がいないので…。 

「PCからスマホへの転換で独自に進化したテクノロジー、運用型メディアの未来」パネルディスカッション


まず、2タイプの広告主の出稿イメージを提示しました。

まず、スマートフォンに重点を置いた広告主。


一方、こちらは普通の広告主。
で、どうしたら広告主が、スマートフォンにもっと出稿してくるか、という話が展開されました。

参加者からの質問「PCからスマートフォンに変わったときの消費者の具体的な変化のイメージを教えてほしい。」に対して、
セレゴの鈴木氏が「①即時性と②スマートフォンがオンラインへの入口化(メールの開封デバイスの6割がスマートフォン)」 と回答したのが印象的でした。

「スマホ×アドテク業界予測 2013 to 2014」パネルディスカッション


印象に残ったのは、
Twitter 味澤氏「Twitterの日本人ユーザーの80%がモバイルアクセス、グローバル平均は60%。」
Yahoo! Japan 友澤氏「Yアプリエンジン、Y!タグマネージャーなどのマーケティングテクノロジーを広告主に提供して、広告主をサポートする。」

デバイス推定技術の「AdTruth」と、スマートフォンビジネスにおけるCookieの現状と展望

個人的に関心をもっていたポストCookieの話だったのと、プレゼンテーションがこなれていてとても面白かったです。


Cookieの環境から


AdTruthのコンセプト


すでにCyberZに採用済みとのこと。
ポストCookieは、デジタルマーケティングが直面しつつある課題のひとつです。
さまざまな理由により、Cookieをマーケティングに使えなくなった場合どうするか、考えどころです。

スマホ広告におけるブランディング手法 動画広告×アドテクノロジー

スマートフォン向けの動画広告ソリューションを提供するゴールドスポットメディアの望月氏と、採用したライオンの中村氏の事例紹介です。
アメリカンテイストなポップな導入でしたが、なかなか厳しい結果が待っていました…。

SmaTech2013 アンケート

ユニークなのが、登壇者を評価するアンケート。
とてもしっかりしたしくみです。



最後に気づいたのが、
SmaTechとは、スマートフォン×アドテクノロジーのイベントということ。
ぼくは、スマートフォン×テクノロジーだと思い込んでいたので…(笑)。

参考リンク:「SmaTech2013@Ebisu - Togetter」

2013年8月4日

カンヌライオンズ2013報告会で広告ってなんだ?@恵比寿(2013年8月2日)後編

さて、カンヌライオンズという広告の賞の報告会に参加した話の続きです。
 (未読のかたは「イノベーションの南: カンヌライオンズ2013報告会でインドに再会@恵比寿(2013年8月2日)前編」からどうぞ)

カンヌライオンズという世界的な賞なので、受賞した広告ってどれもそれなりに、おお!と思うわけです。特に、クリエイティブの発想やアイデアには驚くものが多いです。

一方、クリエイティブの話とは、別の疑問が浮かびます。
  • 広告はどこからどこまでなのか。
  • 広告主は広告賞とどう関わるのか。
前者はここ数年、広告に関わるひとが続けている議論です。

広告の範囲

もうわからなくなっています。
例えば、AIDMAとかAISASとか、購買に至るプロセスをみても、もう従来の広告だけでは解決できないでしょう。従来の広告が、4マス+Web広告という定義だとした場合の話です。
広告を含むありとあらうゆることを一緒に考えるパートナーが求められています。製品の企画から開発、製造も含むかもしれません。研究だって、広報だって。
実際は、リサーチ会社やPR会社など、機能で分解されて業界に分かれてますけど。
報告会でも「広告主が対価を支払うものが広告だ」というシンプルな指摘がありました。

広告会社は広告を含む事業領域全体をカバーするパートナーになれるかどうか。もしくは、クリエイティブブティクやアイデア創出など、ある分野に特化した組織になるか、分岐点なのかもしれません。
近ごろ、マーケティング領域のソリューションを提供し始めている、I社やA社あたりが前者のポジションを狙っているのかもしれません…。

さて、そうなると広告宣伝費ってどうなるんだろう。宣伝部といった組織構造はどうなるんだろう。広告主という名前自体が限界…。深そうな話になるので、このテーマはこの辺で(笑)。

広告主と広告賞

自社の課題解決につながる広告であれば、結果論として賞がついてくるのは構わないのではないでしょうか。
でも、あらかじめ賞を狙うような広告を作ることの是非はわかりません。狙ったことないので(笑)。

ぼくとカンヌライオンズの関わりは、一度かすったぐらいです。
担当した広告がファイナルリスト(という言葉でいいのかわかりませんが)に選ばれ、もしかしたらブロンズ?シルバー?というところまでいきました。
でも、カンヌライオンズでは特に受賞せず、広告会社のなかでちょっと話題になったぐらいで。
しばらくして、日本国内の広告賞をいただけました。そのときは、関わってくれた関係者の評価につながるなら、と喜びました。
そもそも、その広告には、想定していた課題を解決する効果がありましたから。

でも、この記事を書いている最中に、ハッとしました。。
広告が想定していた課題をどう解決したか、もっと広告会社と共有すればよかった…。
なぜ広告の賞が騒がれるんでしょうか?広告主の事業にどう貢献できたか、課題を解決できたかどうか、というポイントで評価されるしくみはどれくらいあるのでしょうか。

いきなり話が変わります。
先日、一緒に仕事をしたことのある広告会社のかたが転職するということで、転職先の会社からの電話インタビューを受けました。クリエイティブ職のかただったので、てっきりクリエイティブの話になると思ってました。
でも、「彼の仕事は貴社のビジネスに貢献できたか?どんな成果につながったか?」という質問でした。

ここがポイントかな、と。
そんなこと言ったって事業への貢献度なんて開示されない。クリエイティブの力を否定するのか…。いろんな指摘がでてきそうなので、このテーマもこの辺で(笑)。

「作品」か「広告」か

なお、前回と今回の記事を通して、「作品」という言葉は使っていません。定義自体を再考する記事を書きつつ、「広告」という言葉を使ってます。
作っているクリエイターが「作品」と思うのは自由だとしても、広告主にとって「作品」ではないです。課題を解決するためにプロフェッショナルに依頼した成果物です。

どのテーマも深すぎて掘り下げきれませんでしたが、いったんこの辺で切り上げます。

さて、すっかり、カンヌライオンズの話から脱線しました…。ほかにもカンヌライオンズの報告会などがあれば参加して、思考を広げたいと思います。

報告会の情報があれば、ぜひ教えてください。
本当のカンヌライオンズを教えてやる!というかたも歓迎です。
ぼくのtwitterアカウント(@passionhack)へご連絡いただけるとありがたいです。
では、後編はここまで。

※このブログでの発言は、所属する組織・団体とは関係なく、あくまで個人の見解です。

2013年8月3日

カンヌライオンズ2013報告会でインドに再会@恵比寿(2013年8月2日)前編

友人から誘ってもらって、@isobekokiさんの呼びかけで開催された「カンヌライオンズ2013報告会」へ参加しました。

報告してくれたのは、カンヌライオンズ2013に参加してきた若手のおふたり(@kaname_zzzさんともうひとり)。
カンヌがどんなところか、どんな雰囲気なのか、どんな広告が評価されたのか、などなど、ぶっちゃけトークが楽しかったです。

■みんなの一押し
受賞作品をいくつか紹介してもらったあと、参加者のなかで一押しの広告を投票しました。参加者は、広告会社のかたや広告業界に関心がある大学生など、30人弱ぐらい。

面白いことに、カンヌでたくさんの賞を受賞した広告と、参加者のなかで選ばれた広告はまったく別のものです。

たくさん受賞したものは


Dumb Ways to Die
交通機関を利用する際の安全向上を狙ったもの。

一方、参加者が選んだのは、まったく別の広告でした。
海外だから、広告に関わっているから、感じかたがちがうのかもしれませんけど。

よかったら、いろんな広告のなかから、これだ!というのを探してみてはいかがでしょうか。
受賞作品が紹介されているリンクをいくつかピックアップしておきます。

【速報】カンヌライオンズ2013受賞まとめ(1)【世界のクリエイティブ】 - NAVER まとめ



60周年を迎える「カンヌライオンズ 2013」。世界最高峰のクリエイティブが集う広告の祭典からオススメ受賞作品をピックアップ!! | white-screen.jp

■ぼくの一押し


Coca-Cola Small World Machines - Bringing India & Pakistan Together

Machineはコカ・コーラの最大のタッチポイント、自動販売機。
特殊な自動販売機を、インドとパキスタンに同時に設置して、お互いの国民がバーチャルにふれあいながら、協力することでコーラを飲むというしかけ。

ぼくはこどものころ父親の仕事の都合でインドに住み、さらに高校大学も家族がインドに住んでいたので休みのたびにインドに行ってました。
なので、どうしてもインドネタに敏感です。もう20年前なんですけど。

映像のなかには、ぼくの記憶とは全然別のインドが見えました。
近代的なショッピングモール。カラフルな服装を着こなすひとびと。スマートフォンを自在に操るひとびと。しかも、両国のひとが楽しくMachinにタッチしていて。
ああ、インド、元気だなあって。うれしくなりました。

というわけで、カンヌライオン報告会はとても有意義でした。
みなさん、ありがとうございました。

といいつつ、後編に続きます(多分)。