リーダーシップとイノベーションをテーマにしたセミナーに参加しました。
基調講演「リーダーシップ×マーケティング」
SAPジャパン株式会社 チャネル営業本部本部長 金田 博之氏
SAPは40年の歴史を持つソフトウェア企業です。
金田氏自身は、4つの分野でイノベーションを経験したそうです。
イノベーションを起こさざるを得ない状態のなかで、ありとあらゆる施策を行っていきます。
SAPは40年の歴史を持つソフトウェア企業です。
金田氏自身は、4つの分野でイノベーションを経験したそうです。
- 技術革新
- 組織
- ビジネスプロセス
- 自分自身
イノベーションを起こさざるを得ない状態のなかで、ありとあらゆる施策を行っていきます。
ドイツ企業だからなのか、作業は法則化・合理化されていて、考えることに集中できる環境が整っているという印象でした。
基調講演「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
株式会社マザーハウス 副社長 山崎 大祐氏マザーハウスは、バンフラディッシュで製造したバッグなどを販売している会社です。
現地のジュート(麻)や革の素材を特徴にしています。
山崎氏は、リーダーシップを発揮する場として、会社説明会、入社トレーニングなどをあげ、実際にどんなことを話しているか、実践してくれました。
- 理念→「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
- マザーハウスのモノづくりビジネス→「お客様」と「販売者」、「途上国」と「先進国」などの二項対立を壊す
- ビジネスモデル→素材開発、商品開発、原料調達、生産、流通、店舗製作、販促、販売まで自社で行っています。その結果、低コスト化し、製造業でありながら、小ロット、高頻度でのリニューアルを実現。差別化の源泉としています。
- マインドセット→Warm Heart, Cool Head 温かい心と冷静な思考
- マザーハウスアクションとして、自社の哲学を体現してきたアクションを意識
週に1度は、マザーハウスにしかできないことか?とリマインドをかけている、とのことです。
パネルディスカッション
基調講演のお2人に加えて、河野龍太氏(インサイトリンク社)、細川馨氏(ビジネスコーチ)、モデレーターに岩佐氏(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー編集長)が加わります。金田氏、山崎氏にいろいろツッコむスタイルでした。
印象に残ったのが、
- 河野氏:イノベーションは、探求モードと実行モード
- 金田氏:(SAPが40年たってもイノベーションであるには)リーダーシップは変化している。ドイツの会社だが、現経営者は、営業担当のアメリカ人と技術担当のデンマーク人。その前の社長はドイツ人。
- 金田氏:人材開発は2軸の軸で評価。横軸は毎年のパフォーマンス、縦軸はリーダーシップに求められる5つの条件 5つの条件とは=プロアクティブ・セルフデベロップメント、イノベーティブシンキング(工夫して新しいことを)、チームビルディング(部署内外に対して)、パッション、ボーダレス・コミュニケーション。リーダーシップは、能力×資質×行動
- 山崎氏:組織を作っているのは、評価と人事。
- イノベーション、リーダーシップを実現する人材は社外へ流出していくが、【卒業】として見送る。
- 山崎氏→イノベーションを生み出すクリエイター人材とつきあうのは大変。ただし、クレイジーなモノづくりと、ビジネス意識は常に衝突するもの。相互に、リスペクトが必要。
- 金田氏→クレイジーな人材だが、(1)結果を出している。(2)仕事に没頭しているから、信頼できる。
- 細川氏:イノベーションは実行あるのみ
- 河野氏:イノベーションを実践するリーダーには、ビジョンと実行力。特に実行。
- 山崎氏:リーダーはポジティヴであること。どんな環境でも未来に対して前向きでいられるか。
- 金田氏:イノベーション=リーダーシップとするなら人材。ライフサイクルも1つのリーダーシップ。
クレージーなひとは視野が狭い。少しでも先に行きたいと思っている。が心にしみました。
→そのひとがアウトプットの仕方を知っていれば、会社として評価できる。
しっかり、アウトプットしないとなあ(笑)。
記載した内容が間違っていたらすみません。
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