2014年7月17日

「ハーバード白熱教室」解説者小林正弥教授の白熱教室 in ITmedia エグゼク テ ィブ(2014年7月17日)

エグゼクティブではないけど、
ITmedia エグゼクティブの勉強会に参加させていただきました。

テーマ「「対話力」を磨く」

講師は、千葉大学大学院人文社会科学研究科の小林正弥教授。
小林先生は、NHK「ハーバード白熱教室」で解説を務めたかたです。

今日の勉強会の参加者は50人ぐらい。
まずは、対話についての講義から始まります。
  • 勝ち負けを決めるための【ディベート】ではなく、相手を尊重して、お互いの考えを深める【対話】を。
  • 対話の効果「信頼」「成功」「リーダーシップ」「問題解決」「白熱会議。
  • 対話力は「聴く」「考える」「話す」「振り返る」という4つから構成。特に「振り返る」のが重要
 といった話が印象的でした。

続いて、各テーブルで自己紹介と、現状の悩みを共有します。
わたしのテーブルでは、組織内のコミュニケーションが主な問題として挙げられました。

白熱教室が始まった

そして、ついに「白熱教室」が始まりました。

きっかけは悩みのひとつ「上司と対話できない」というところから始まり、
企画を通すテクニックや段取り、次第に「根回し」対「直接」という組織の決定プロセスの話へ広がりました。
※直接というのは、議論する場に直接持ち込んで決定する方法です。

その過程が書かれたのが、こちらのホワイトボード。



さまざまな意見やアイデアが広がりました。
  • 日本と欧米の比較…欧米はボスが決定するのでスピーディー、日本は複数の意見をもとにまとめていくのでミスしにくい
  • 議論をする場と決定する場という構造で解決できる
  • ビジネスの判断と人格を分けて考える
  • 根回しは、対立を避ける日本企業ならでは
  • 根回しは、スピードが遅いだけで、個々の相手とは対話が成立している
こうしたいろんな知恵を使うことを【賢慮】(けんりょ)というのだそうです。
最後は、スキルやテクニックではなく、人間力に行きつく気がします。

「直接」派のぼくにもとても参考になりました(笑)。
小林先生、ITmediaさん、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。





参考
小林正弥オフィシャルページ

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