「コンテンツマーケティングセミナー」に参加してきました。
ひと言でいうと、コンテンツマーケティングの考えがたのヒントを得られた!です。
プログラムは三部構成。
第一部「なぜコンテンツマーケティングにおもしろさが求められているのか?」として、
河尻亨一さん(元「広告批評」編集等)、田端信太郎さん(NHN Japan 執行役員)がそれぞれ話されました。
第二部「アクセスがアクセスを呼ぶ実例に学ぶおもしろコンテンツマーケティング」として、山田聖裕さん(はてな マーケティング・広報担当)、谷口正人さん(NHN Japan 広告事業部チーフプロデューサー)、林雄司さん(ニフティ デイリーポータルZウェブマスター)が、それぞれ事例を紹介されました。
最後に、パネルディスカッション「ウェブ広告批評」として、第一部、第二部の登壇者が語り合いました。
印象に残ったのは、
- 河尻さん:おもしろさの定義は、笑える、泣ける、気づく、わかる、ためになる、共感する、おシャレだ、カッコいい、カワイイなど、色々
- 『広告は19世紀にはたんなる製品の宣伝であり、20世紀になると欲望を喚起するための産業的広告となったが、これは21世紀には純粋なコミュニケーションとなるだろう。』(ポール・ヴィリリオ『情報化爆弾』)
- 田端さん:コンテンツ イズ キング?と問いかけ
- ユーザーからの「ツッコミ」によって完成されるコンテンツ=自分ごと化される
- 単なる広告=他人ごと、自分のツッコミがウケるかどうか=自分ごと
- 山田さん:ライフネット生命やJINSなどの事例を紹介
- 谷口さん:そもそもコンテンツが作られていない、という指摘から
- 広告だと高らかに宣言する→広告とコンテンツを一体化→安く、軽く、面白いコンテンツを作る→ボツになる広告主、通る広告主、と持論を展開
- 林さん:ここ2年ぐらい、企業コラボを開始
- 意識していうこと:いつもの記事制作と同じスタンス、クライアントを大事にしすぎない、クライアントにも出てもらう
- DPZのスタンス:自分が興奮できることを書く、外に出る、失敗してもOK
- DPZを告知として活用:共感→確認→参加(購買)→拡散のステップのなかで、「共感」に位置づけ
- DPZは価格コンシャスじゃない層に伝わる
面白さといってもウケるという意味ではなく、読者に喜んでもらえるコンテンツと考えると、いろいろ応用範囲は広いです。
はてな、NHN、デイリーポータルZのみなさん、ありがとうございました。
NHN谷口さんが提示 |
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