2015年4月16日

『会長 島耕作』が高齢化社会問題にツッコム

会長になってすっかり老け込んだ島耕作氏だが、
社会問題への関心を高めている。

高齢化社会に切り込む『会長 島耕作』 

モーニング(2015.4.30)では、高齢化社会を取り上げる。
表紙は、のんびり髭剃り中だが…。



キーワードは、
  • 高齢者の自殺
  • 在宅死
  • 延命治療
  • 看取りの文化
  • 胃ろう大国 日本
このあたりの事情をさらっと、しかしかなり踏み込んでいる。

参考資料の内閣府の高齢社会白書を読みたくなった。

唯一、引っかかったのが「高齢化社会」と「高齢社会」の言葉の使い分けだ。
作中は「高齢化社会」と書いているが、白書は「高齢社会」。
だが、実際の日本は「超高齢社会」なのだ。

人口に占める65才以上の比率によって言葉を使い分けるのに、なぜだろうか。

「高齢社会」「高齢化社会」「超高齢社会」。改めまして定義と歴史まとめ! | 介護のほんねニュース

ともあれ、今週号は340円以上の価値がある。

認知症を描く『煉獄のカルマ』

一方、今週号の少年マガジンも高齢者を取り上げている。



『煉獄のカルマ』というマンガでは、認知症の老女が登場する。
在宅介護による家族の疲れから…というストーリーが展開し始めたところだ。

講談社は、マンガという表現方法で社会問題にアプローチしているのだろうか。

参考
会長 島耕作
煉獄のカルマ

2015年4月7日

ディズニーシーのさすが「スケールモデル」と残念「安全点検のための一時停 止」(2015年4月)

キャラクターものに興味のない我が家。
平日の午後が空いたので、珍しくディズニーシーに行った。

さすが!と思うことと、残念!と感じることがあった。

さすがのディズニーシー

入り口近くの総合案内所に置かれた木彫りの車。
なんだかわかりますか?

インディージョーンズ

アトラクションのひとつ、
【インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー: クリスタルスカルの魔宮 】
の乗り物!というのは半分正解。

実はほかにもたくさんある。

木彫りの乗り物たち

スケールモデルという。

スケールモデルとは

視覚に障害のあるゲストの方々に触っていただき、
乗り物の形状を分かりやすくお伝えするための模型です。
確かに、形状がわかることで安心できたり、イメージしやすくなるかもしれない。
総合案内所と、各施設に置かれているという。

もちろん、点字対応した全体のマップもある。

ディズニーシーの点字マップ

施設には、車椅子のかた向けの席もあるなど、配慮が行き届いているのはさすが。

残念なディズニーシー

幸か不幸か天候が優れない分、待ち時間は短めだった。
例えば、【アクアトピア】は待ち時間5分。

アクアトピア

未来的な乗り物で楽しく水上移動と思ったのだが…。

突然止まったアクアトピアからの風景

登場したウォーターヴィークルが止まった。
場内放送によると「安全点検のための一時停止」 。

しばらく止まってから、運転は再開した。

しかし、この一時停止はここだけでなかった。

アラビアン風の世界には、
二階建ての回転木馬ならぬ【キャラバンカルーセル】

夕暮れに浮かび上がる姿は幻想的。

止まる回転木馬

並んでいたら、ひとつ前の組の木馬が回り始めた。
しばらくして、ガクンと停止した。

やはり「安全点検のための一時停止」。
長く遊べるからいいなあ、と思って自分たちの番。

木馬に乗り込むと、回転が始まった。
だが、しばらくして、ガクンと停止した。
これまた「安全点検のための一時停止」。
おかげで長く乗れたけど…。

実はもうひとつのアトラクションでも一時停止があったので、
半日で4つの「安全点検のための一時停止」に遭遇した。

過去数回のディズニーランド&ディズニーシーにはない、
不思議を通り越して、残念な体験だった。

もしかして、これもアトラクション?