2016年10月1日

ブログを毎日更新するという誘いに乗ってみる(DAY1)

スマートフォンのバイヴレーションがFacebookメッセージの受信を伝える。

「こんばんは。」

メッセージの送信者は、満面に笑みを浮かべる男性。
ぼくよりは少し若そうだが、はるかに貫禄がある。
あちこちのイベントで審査員を務めるY某だ。
先日、適当に参加したイベント以来、Facebookのフレンドになっていた。

「先日お会いした時に、ブログを書けるようになりたいと言ってましたよね。」

軽いあいさつをした程度の記憶しかないが、
ブログを書けるようになりたい、と口走ったようだ。

そういいつつ、適当な言い訳を並べて、何もしない。
そのはずだった。

「ブログを書けるようになるために、簡単なゲームを始めましょう。」

ゲーム?
「信長の野望」のプレイ記事でも書くということだろうか。
元ゲーマーとしてはうれしい提案だが、ゲームにハマった挙句に徹夜して、日中ヘロヘロになる自分が想像できる。
はっきりと断らなければならない。

 「来月一ヶ月間、毎日1本ずつブログをアップしましょう。」

「信長の野望」は関係ないようだ。少し残念。

しかし、Y某はなにを考えているんだろう。
このブログは、2016年の9か月間で5本しかアップしていない。
どうやったら30本も書けるというのか。

「毎日書き続けられればあなたの勝ちです。1日でも書けなければあなたの負けです。」

シンプルなルールだが、そもそも誰と競うのだろう。相手はY某か。
そもそもブログという個人の情報発信をゲームに使うなんて…。

「当然ですが、勝者は報酬を得られます!」

報酬か…。
最近はマイナス金利のせいで、お小遣いの値上げは難しい。
いただけるならものならありがたい。

そもそも、ぼくのブログは横浜FCの観戦記や生落花生のゆで方まで、ゆるい記事ばかりだ。
日常の出来事を書けば何とかなるだろう。

「では一本あたり最低1000文字ということで。」

あ、あれ?
1000文字ってどれくらいの分量なのだろうか。

調べてみると、
横浜FCの観戦記(「横浜FC 2016年シーズン第11節ファジアーノ岡山戦0対2 完敗」)は約780文字。
生落花生の茹で方(「茹で落花生は今年も美味しかった(2016年)」)は約400文字。

ちょっ、ちょっと、文字数の制限は…。

「大丈夫ですよ。ぼくも一緒に書きますから!」

Y某はビジネス書を何冊も書いているはずだ…。
一緒といわれても、まったく安心はできない。

「そうそう…。計画性のないあなたに課題図書をご紹介します。では明日からゲームはスタートです。」

明日とは、2016年10月1日。
わずか20分程度のやりとりで、不思議な企画が決まってしまった。

そして、ぼくの手元には1冊の本が…。



後記

以上が、一ヶ月毎日ブログを更新する企画に参加する経緯です。
なお、フィクション率は50%だが、Facebookメッセンジャーの20分程度のやりとりだったのはノンフィクション。
無謀な企画に加わったのは、最近読んだこの記事の影響があります。

「どうした50代!君たちは「ゆでガエル」だ:日経ビジネスオンライン」

あらためて、自分はいつまでも変化し続けたいと思います。
具体的にはどんな行動をするべきだろうかと考えていました。

変化のための負荷についてのtweetを目にします。
そして、Facebookメッセージが届いたのです。

 1年で5本しかブログを更新していないのに、1か月で30本更新するというのは、まさに限界的練習だろうと(笑)。
一ヶ月、がんばってみます。

この企画の詳細は、Facebookページで公開されているので、よかったらどうぞ。
俺たち1ヶ月毎日ブログ書くぜ!
残り、あと29本。

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