イベント情報
- 日時 2015年1月30日(金) 18:30〜21:00
- 場所 ソニー品川本社 SAP Creative Lounge
- テーマ「いま重要なのはテクノロジーか ビジネスモデルか」
- スピーカー TomyK Ltd. 鎌田富久氏、野村證券株式会社 小南欽一郎氏
- ファシリテーション 岩淵技術商事株式会社 執行役員 岡島康憲氏、インクルージョン・ジャパン株式会社 取締役 吉沢康弘氏
それぞれのかたの印象的な発言をいくつか紹介する。
左から岡島氏、吉沢氏、鎌田氏、小南氏 |
「このメンバーだったら、重要なのはテクノロジーって言うよ。」
と会場の笑いを誘ったのが、鎌田氏。
ダンディーなエンジェル投資家 鎌田氏 |
- おいしい料理を作ることと、繁盛するお店を経営することは違う(技術と経営の違いをたとえて)
- (岡島氏から失敗するパターンを問われて) 理由は2つ。1つ目はひとの問題。なにかあったときに乗り越えられる結束力のあるチームか。2つ目はテクノロジーの問題。テクノロジーには賞味期限がある。賞味期限が切れた時、撤退の判断が難しい。
- (人の体制について問われて)チームがいい。一番技術に優秀な人間以外がトップになるのがいいのでは。
- (ビジネスモデルがなくても)いままでなかったものが生まれてシェアを獲ることも。突き抜けると、ヒトもビジネスモデルがあとからついてくることがある。
- (技術の賞味期限について問われて)技術の賞味期限を伸ばす対策をするより、技術を早く実現することに注力したほうがいいのでは。
- (技術の変化をどうとらえればいいか、と問われて)いずれ来る未来だとすれば、問題は時間だけ。 その未来が来るだろな、と思える未来を思い描いているひとに興味がある。
- 電力の自由化に向けて、さまざまなプレイヤーが自分の得意分野を使って、ゲームチェンジをしかけてくる。この大きな動きを逃さず、波に乗るのが大事。
- (大企業からチームを切り出す方法について問われて)企業側には、スピード感を得られる。
「試験管を振っていたところから、金融に移りました。」と衝撃の転身を語る、小南氏。
医者から証券会社へ驚きの転身 小南氏 |
- 社会背景の変化を読んで、まだニーズになっていない、。社会のウォンツを見つける。
- ヒト>モノ>カネの順番で重要(技術系ベンチャーにとって)
- ヒト、モノ、カネのうち、モノは変わってしまう。モノにこだわるタイプのひとはダメ(モノとは技術の意味)
- 医療の世界は、ヒト、モノ、カネに【規制】が加わる
- (テーマに対して)最新のテクノロジーを知った上でのビジネスモデルが必要
- テクノロジーとファイナンス(ビジネスだったかも)の融合のため金融へ転身
- シュンペーターの【新結合】という言葉が好き
- (大企業からチームを切り出す方法について問われて)欧米の製薬会社では行われている。日本でも一社が始めれば、広がるのでは。
ファシリテーターは、今後の未来予報会議でも活躍されるはず!
切れ味鋭い質問を連発する岡島氏 |
- 社是は 『みんな元気に健康に』
- いま重要なのは…というテーマだけど、そもそも何にとって重要なの?
- テクノロジーの世界の進み具合が、自然界の進む具合をどこかで抜くことで、世界は変わるのでは。
理系出身で技術のわかるベンチャー支援 吉沢氏 |
- 違う分野のひととの融合が面白い
次回以降も気になる、未来予報会議は以上。
なお、上記はわたしのメモから書き起こしたもので、間違ってたらごめんなさい。
参考
未来予報会議(Facebook)
95年前に発想したイノベーションの原理|めちゃくちゃわかるよ経済学 シュンペーターの冒険編|ダイヤモンド・オンライン
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