2014年2月26日

『リーダーは低い声で話せ』の著書永井千佳さんのミニセミナーで声を出してきた

『リーダーは低い声で話せ』の著者で、
ボイストレーナーの永井千佳さんのビジネスパーソン向けのミニセミナーに参加してきました。



かつて合唱団で男性の高音パート、テノールにいた立場としては、低い声と言われても…。
幸い、リーダーでなくてよかった(笑)。


会場は、赤坂近くの『壌 泡組』というお店です。



赤坂っぽいお洒落な空気!

「声は人生を変える魔法のスイッチ」ビジネスパーソンのためのボイストレーニング

まず、永井さんの自己紹介から始まりました。

もともとあがり症だったのが、あるとき、人前で話さなくてはならないことになり、そのときに
横隔膜のスイッチが入った
というのです。

【横隔膜のスイッチ】ってなんだ?と不思議に思います。



堂々と話す永井先生が、あがり症だったとは思えず…。

声がいいひとって、だれが思い浮かびますか?

会場の参加者からは、加山雄三、伊武雅刀、の名前があがります。

実は、永井先生のボイストレー二ングを受けるひとに人気なのは、
福山雅治、天海祐希なんだそうです。

ちなみに、ぼくは山崎まさよしさんの声が好きです。

いい声だと、相手に与える印象がよくなり、仕事がうまくいくことがあるそうです。

ワークショップ前半「横隔膜のスイッチ」

山崎まさよしさんを目指して、ワークショップに入ります。

まず、背もたれのイスなら背をつけ、リラックスした状態で
「あーーーっ」と声をだします。

声を出している間に、永井さんの合図のかけ声に合わせて、
グーにした両手で肋骨の下とおなかの間、横隔膜を強く押します。
 押した瞬間、声が低く、響きを持ちます。

この状態で話せるようになるためのトレーニング方法があるというのです。

前半のポイント
・横隔膜を使うことで、低く響きのある声がだせる
・横隔膜は呼吸でしか鍛えられない
・口のなかは開ける
・お腹は張り出す(オペラ歌手のパバロッティのようにお腹を張り出す)

ワークショップ後半「横隔膜ブレス」「ドギーブレス」「低音トレーニング」

しばしの歓談のあと、次々とトレーニング方法を伝授してもらいます。

【横隔膜ブレス】
リスがえさを頬張っているときのように、口いっぱいに空気を吸い、5秒ぐらいかけて息を吐くトレーニングです。
しかも、内臓脂肪が燃焼するというのでやる気がでます!

【ドギーブレス】
夏場になると、犬がハッハッハッと呼吸するように、短く息を吸って吐きます。10秒ぐらい続けます。
なかなか、難しいです。

【低音トレーニング】
高い音を低く下げるトレーニングです。
額の前方あたりに右手をあげ、声を出しながら手を下げていきます。
手とともに音を下げていきます。

このとき、声を響かせます。
高い声は自然と響くのですが、低い声は意識しないと響かないそうです。
まず高い声で響かせておいて、音を下げると響きをもったまま声がでます。

ちなみに、ぼくもトレーニングを体験させてもらいました。



ぼくの下腹部に正拳突きを入れる永井先生!
ではなく、横隔膜を押してもらって、横隔膜を意識できるよう手助けしてもらいました!

後半のポイント
・喉頭を下げる(上げるとのどに負担がかかる)
・息をしっかり出す
・声を響かせる

感想

ボイストレーニングというと、歌のためと思っていましたが、
会話の声を変えるためにするというのが発見でした。

永井先生、ありがとうございました!
しっかり本を読んで、DVDを観て勉強します!

「永井千佳の音楽ブログ:ITmedia オルタナティブ・ブログ」

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