2014年2月24日

ビットコインに関わる情報が3つ重なった2014年2月24日(追加情報あり)

ビットコイン(BitCoin)という言葉をメディアで見る機会が増えました。
今日、2014年2月24日(月)は、3つのメディアで見かけました。

日本経済新聞

オピニオン面のコラム『核心』で「ビットコイン、何を映す?」という記事が掲載されています。
執筆者は、コラムニストの平田育夫氏。

しくみ、メリット、デメリット、を語ったうえで、バーナンキ前FRB議長が「長期的には有望」と述べたことをとりあげました。そして、ビットコインのブームが生まれた背景を掘り下げ、既存の通貨システムや金融システムに革新を促すとしています。

週刊ダイヤモンド

連載コラム 野口悠紀雄『超整理日記』で、
「ビットコインは理想通貨か徒花か?」という記事が掲載されています。

しくみ、影響、問題点を説明しながらも、「極めて重要な発明」としています。




ビッグコミックスピリッツ

正直、以外だったのが、この一冊です。
週刊コミック誌、ビッグコミックスピリッツに、
科学ライターの鹿野司氏による「ビットコインは信用できるのか!?」という記事が掲載されています。

上記2つのメディアと同じく、しくみ、メリット、デメリットを説明し、
このムーブメントは、ハッカーたちが作り上げてきた、草創期の雰囲気に似て興味深い。」と評価しています。





どの記事も、しくみ、メリット、デメリットを中心にしています。
まずはビットコインを理解するところから始める状況だとわかります。

再設計

いま起きていることは、価値交換の再設計なのだと思います。
インターネット前に設計されたしくみが、インターネットの普及によって前提条件が変わり、ゆさぶられているのではないでしょうか。

さて、ビットコインが今度どうなるか、とても楽しみです。

情報源

連載がはじまったばかりですが、野口悠紀雄氏の「通貨革命か、それとも虚構か?「ビットコイン」を正しく理解する」は頼りになりそうです。

追加情報

いろいろな情報が増えはじめた矢先、ビットコインの仲介を担う「マウントゴックス」が困ったことになっています。当面、注視します!

情報が豊富かつ早いのがWSJ、ウォール・ストリート・ジャーナル
丁寧にフォローしているのがNHKニュースという印象です。

追加情報2(2014.2.27)

野口悠紀雄氏の最新記事「電子コインは電子マネーとまったく違う。よくも悪しくも社会の基本を揺るがす」では、今回のマウントゴックのことを
Mt.Goxが閉鎖されたために「ビットコインが駄目になった」と言うのは、比喩的にいえば、町にある外貨両替所が事故で閉鎖されたのを見て、「ドル(あるいは円)という通貨が駄目になった」と言うようなものだ。
と喩えています。

ハフィントンポスト日本版の 「ビットコインの何が問題なのか」も丁寧に解説されています。
関連して「ポール・クルーグマン「ビットコインが提起する現実世界の問題」 — 経済学101」も読みました。

追加情報3(2014.2.28)

NHKニュースに「ビットコインのマウントゴックス 再生法申請」
ハフィントンポスト日本版に「【ビットコイン問題】マウントゴックスが民事再生手続き」の記事が掲載されました。

0 件のコメント: