武井武雄氏
武井氏はこども向けの絵という意味の【童画】という分野を確立させたかただそうです。武井武雄 - Wikipedia
展示内は撮影禁止なので、許可されていたところを一カ所だけ紹介します。
おそらく、この中央に立って、記念写真を撮る設定のようです。
右側を拡大。
左側を拡大。
作品のひとつに、あるメッセージが添えられていました。
驚くべき人間
驚くべき人間がいる。驚くべき人間は、頭の上に煙を出す工場、手にはロケットと花、腕には自動車をぶら下げているような姿で描かれた奇妙な存在です。
自分たちの住んでいる地球を
こわしにかかっているのだ。
愚かにもその男は
人類の進歩の為だと言っている。
人類のといいながら
下半身はもう獣になっている事に
気がついてはいない。
子供たちはかつて
この驚くべき人間の居た事を
決して忘れないだろう。
技術への偏りを懸念されていたのかもしれません。
一方、武井氏が母校の小学校には、この言葉が飾られているそうです。
地上には美と愛の尽きることなく
この展覧会は、5月5日まで開催中です。
参考
横浜タカシマヤ
武井 武雄 世界展|タカシマヤ
武井武雄の世界 イルフ童画館 岡谷市 長野県の岡谷市には武井氏の作品が常設された【童画館】があるそうです。
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