2013年9月5日

カンヌライオンズ2013ブックプロジェクト@代官山蔦屋書店(2013年8月31日)

カンヌライオンズ2013報告会(前編・後編)から、
さらに発展した「カンヌライオンズ2013ブックプロジェクト」という企画に参加しています。

なんと、カンヌライオンズ2013の内容をまとめた雑誌を作ろう!というのです。
進行は、
  1. facebookのグループで情報収集・議論
  2. セミナーで最終確認
  3. オリジナル雑誌を制作
です。

facebookのグループを使った、【グループパブリッシング】とでも呼ぶのでしょうか。
そのうち、2のセミナーに参加してきました。

会場は代官山蔦屋書店
代官山の蔦屋書店は、
どこにどんな本があるかよくわからないのに、
猛烈に本を買いたくなる不思議空間です。

セミナー会場へ

会場正面は、カンヌのクリエイティブを表示するスクリーンと登壇者のみなさん。
司会の河尻さん、英語解説が見事な石井うさぎさん、LINEの谷口さん、キラメキの石井さん、編集作業を続ける重冨さん。

一方、会場内は空席がないほどの盛況ぶり。
受賞作の映像を流してコメントする
基本的には、カンヌライオンズで評価された映像について、
登壇者のかたが解説ないしコメントをするという形式です。

グラフィックレコード

ユニークなのは、グラフィックレコードというしかけ。
清水淳子さんが会話をリアルタイムで書き起こしていくのです。

ビジュアル中継前
これがBefore。

ビジュアル中継後
そして、After。

なかでも印象深かったのがこの1枚。

Social Goodに関するトーク

Social Good の違和感

いま、当たり前のように語られる【Social Good】というキーワードがあります。
企業が社会的にGoodなことをする、という動きです。
でも、企業って、社会に価値(Good)を提供して、対価を得る存在です。
なのになぜ、Social Goodな活動を本業とは別にしなければならないのでしょう。
企業はもはや、Goodではないのでしょうか。
なんてことを考えながらあっという間に2時間がたちました。

選書

プロジェクトの参加者が薦めた本が集められて、コーナーができてました。
本が出版された記念に選書コーナーができるのではなく、
雑誌を作るプロジェクトのなかから選書ができあがるというしかけなので。

参加者からの推薦図書(ぼくは右下)

カンヌライオンズにいかずとも、ぼくのなかでは今年のカンヌが最高でした!

なお、ほかの参加者のかたが書かれたセミナーの記事を読むと、もっとわかりやすいと思います。
カンヌ熱帯夜は終わらない〜Cannes Lions 2013 Book Project感想〜
カンヌ分析、そして未来へ編〜Cannes Lions 2013 Book Project感想2〜
「カンヌ ライオンズ2013ブックプロジェクト」から<平場論>へ(前川英樹)
借力日記 : カンヌ受賞作に学ぶ「ネットのお笑いは分散すればするほどオイシイ」

プロジェクトメンバーのみなさん、お疲れさまでした。
雑誌が届いて、使いこなせるまでがこのプロジェクトですからまだまだ!

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